題名 |
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第2回ナノ茶論オンラインセミナー(2021/10/22) |
開催日 |
2021年10月22日(金) |
時間 |
15:00~17:00 |
場所 |
Zoomによるオンライン開催 下記申込フォームよりご登録いただいたメールアドレス宛に、 参加用URL及びパスワード情報をお送りいたします。 ※インターネットに接続できるパソコン等の通信機器をご用意いただく必要があります。 |
概要 |
■第1部 15:00~16:00 (タイトル) 「ナノセルロースを骨格とする熱輸送材料と切り紙放熱機構の開拓」 (講師) 大阪大学産業科学研究所 助教 上谷 幸治郎 氏 (紹介文) 衣服や紙を構成する高分子セルロースは、保温性の高い断熱材だと思われてきました。しかし最近、生物組織から抽出した高結晶性の素材ナノセルロースが、プラスチックやガラス材料よりも熱伝導性が高いことが判明し、断熱材を伝熱材へと変換する可能性が拓かれています。本講演では、伝熱性ナノセルロースの特徴と熱輸送材料の開発動向について概説し、さらに伝統的な切り紙技法を用いた新しい放熱システムについてご紹介します。 ■第2部 16:10~17:00 (タイトル) 「新しい原理を用いた量子蓄電体の研究開発― アモルファスの酸化物、ポリマー、CNF蓄電体」 (講師) 東北大学未来科学技術共同研究センター(NICHe) リサーチフェロー 工学博士 福原 幹夫 氏 (紹介文) 世界初の量子ナノサイズ効果に基づく固体物理的蓄電体(量子蓄電体、スーパーキャパシター)発現の原理、蓄電特性等をアモルファス(非結晶)の酸化物セラミックス、ポリマー、セルロースナノファイバー(CNF)について、従来の電気化学的電池との対比において、発表論文の範囲内に限定して、理論的、実験的に概説します。特に、AlO₆クラスターから成る黒色アルミナと化学処理CNFの蓄電性に重点を置いて、実用化への観点からご紹介します。 |
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