ナノ・マイクロ技術支援講座では、
月に1回の技術セミナー(ナノ茶論)を中心に、
ナノ・マイクロ分野に関心がある企業が
最新技術シーズや市場動向の情報収集、
産学官連携やビジネス連携につながる
マッチングの機会を
創出するためのセミナーを定期的に開催しています。
是非ご参加ください。

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最新情報

題名

ナノ茶論第8回セミナー(2019/12/3)

開催日 2019年12月3日(火)
時間 15:30~17:00 (14:30~ご希望の方にNANOBIC設備見学会を行います。)
場所 新川崎・創造のもり「NANOBIC」2階会議室(川崎市幸区新川崎7-7)
https://kawasaki-sozonomori.jp/access
概要 (発表者)
東京工業大学 物質理工学院 材料系 松下祥子 准教授

(発表テーマ)
熱源に「埋めて」使える増感型熱利用発電電池

(紹介文)
松下准教授は、熱源に置いておけば発電し、発電終了後そのまま熱源に放置すれば発電能力が復活する、増感型熱利用電池を提案し、研究を行っています。太陽電池では光エネルギーにより生成した電子を利用しますが、この電池では熱エネルギーにより生成した電子を利用します。通常、熱により生成した電子だけでは発電は生じません。熱だけの場合、半導体の中で電子は安定し、電子は移動せず電流生成に至りません。そこで熱により生成した電子と、酸化還元の化学反応を組み合わせることで発電させることに成功しました。さらに、熱下でのイオンの移動を電解質内で制御することで、発電終了後そのまま熱を与え続けるだけで発電能力を復活させることを実現しました。本研究の原理および応用についてご紹介します。
題名

ナノテクノロジーセミナー - 水素社会実現に向けた革新テクノロジー -

開催日 2019年12月20日(金)
時間 15:00~17:00(14:00~ご希望の方にNANOBIC設備見学会を行います。)
場所 新川崎・創造のもり「AIRBIC」1階 会議室1
(川崎市幸区新川崎7-7)https://kawasaki-sozonomori.jp/access
概要 15:00~15:10
川崎市における水素社会実現に向けた取組
臨海部国際戦略本部臨海部事業推進部

講演 15:10-15:50
再生可能エネルギーによる低コスト・CO2フリーの水素製造とサプライチェーン化に向けて
東京大学 先端科学技術研究センター 杉山 正和 教授

主な水素製造方法の一つである化石燃料改質技術は、技術的には確立されていますが、水素製造過程においてCO2が排出されます。また、水電解では、発電方式によってはCO2が排出されます。本研究では、高効率集光型太陽電池から得られる電力を用いて水電解する実用構成システムを設計・構築し、宮崎県で行った実証試験では、太陽光エネルギーの1日平均で18.8%を水素エネルギーに変換することに成功しました(実用構成システムにおいて世界最高記録)。太陽光発電などの再生可能エネルギーと水電解の組み合わせにより、CO2を排出しない高効率な水素製造システムとして実用化およびサプライチェーン化を目指しています。

講演 15:50~16:30
膜分離新ISプロセスによるCO2フリー・高効率水素製造インフラの実現に向けた研究開発
芝浦工業大学 工学部応用科学科 野村 幹弘 教授

ヨウ素(I)と硫黄(S)を循環物質とした化学反応サイクルにより、高温熱を利用して水から水素を低コストかつ高効率で製造するシステムを研究しています。熱源として太陽熱などCO2フリーの水素を得られます。SIPエネルギーキャリアプロジェクトで取り組んでいた、イオン交換膜・水素透過膜等の最先端の研究活動についてご紹介します。

16:30-17:00
講演内容に対する質疑応答/ディスカッション
(地独)神奈川県産業技術総合研究所 唐澤 志郎 コーディネータ
題名

ナノ茶論第7回セミナー(2019/11/26)

開催日 2019年11月26日(火)
時間 15:30~17:00 (14:30~ご希望の方にNANOBIC設備見学会を行います。)
場所 新川崎・創造のもり「NANOBIC」2階会議室(川崎市幸区新川崎7-7)
https://kawasaki-sozonomori.jp/access
概要 (発表者)
早稲田大学 理工学術院総合研究所 亀﨑 允啓 准教授

(発表テーマ)
新産業創出に向けた機能性材料とメカトロニクスの融合デザイン

(紹介文)
 磁場、電場、光、熱などの外部刺激に応じて物理的・化学的等の特性が変化する機能性材料(金属、セラミックス、流体、エラストマ、ゲルなど)は、メカトロニクスのデザインにパラダイムシフトを起こし、いままで実現が難しかった新たな機能を発現させる大きな潜在性を有していると考えております。本講演では、機能性材料とメカトロニクスの融合による新産業の創出を見据え、機能性材料をアクチュエータ,ロボットハンド等のロボットシステムへ応用した研究開発例をはじめ、機能性材料に関する基礎研究や機能性材料とメカトロニクスシステムとの融合設計手法について紹介します。
題名

ナノテクノロジーセミナー -革新的ナノテクノロジー技術によるエネルギー社会の変革(201・・・

開催日 2019年11月13日(水)
時間 13:30~15:30
場所 カルッツかわさき アクトスタジオ
(川崎市川崎区富士見1-1-4)
https://www.tech-kawasaki.jp/ttk2019/#information

※本イベントはテクノトランスファー in かわさき併催イベントとして開催します。
概要 【開催概要】
 持続可能なエネルギー社会の実現は非常に重要なテーマであり、国際的な環境保全の観点からもそのニーズは年々高まっています。近年では革新的ナノテクノロジー技術の研究が活発であり、実用化により、エネルギー社会の変革へ大きく貢献できる可能性があります。
 本セミナーでは、従来の概念から飛躍的進歩を遂げる技術の研究・社会実装の取組について、京都大学の坂本准教授および樋口特定助教に研究開発/将来ビジョンについて講演いただきます。また、新川崎・創造のもりのナノ・マイクロ研究開発拠点「NANOBIC」および本年オープンした産学交流・研究開発施設「AIRBIC」についてもご紹介します。

【タイムスケジュール】
13:30~14:15
京都大学 化学研究所 准教授 坂本 雅典 氏

講演テーマ:赤外光から水素を生成する光触媒の研究と赤外光エネルギー社会への展開

 独自開発のヘテロ構造ナノ粒子は、光触媒として波長1100nmにおいて外部量子効率3.8%(世界最高効率)で水素を生成でき、2500nmへも応答を示した。今まで高い期待が持たれながら実現が難しかった太陽光などの赤外域利用が期待されています。赤外応答光触媒や赤外光電変換材料などの応用や水素利用の飛躍的促進など、エネルギー社会への展開可能性についてご紹介します。


14:15~15:00
京都大学高等研究院アイセムス 特定助教/株式会社Atomis 創業者兼CTO 樋口 雅一 氏

講演テーマ:多孔性配位高分子(PCP/MOF)技術による「気体の制御」の実現と京大発スタートアップ

 京都大学の北川進特別教授が発見した多孔性配位高分子(PCP/MOF)は、様々な気体を扱うことのできるナノサイズのジャングルジムのような多孔性材料で、気体を自在に制御することが可能な技術です。気体の貯蔵、分離、変換、輸送において、より低エネルギーでマイルドな条件でガスを操作でき、ガス分離膜、電池材料、センサーなど、あらゆる産業分野での活用が期待されています。世界での商業化例や日本で唯一のPCP/MOFに特化した企業である京大発スタートアップ(株)Atomisで展開する次世代高圧ガス容器の製品化等についてご紹介します。


15:00~15:30
(地独)神奈川県産業技術総合研究所 唐澤 志郎 コーディネータ

質疑応答および新川崎・創造のもりにおけるNANOBICと新施設AIRBICの取組

題名

ナノ茶論第6回セミナー(2019/10/1)

開催日 2019年10月1日(火)
時間 15:30~17:00 (14:30~ご希望の方にNANOBIC設備見学会を行います。)
場所 新川崎・創造のもり「NANOBIC」2階会議室
(川崎市幸区新川崎7-7)https://kawasaki-sozonomori.jp/access
概要 (発表者)
東京大学 工学系研究科 機械工学専攻 伊藤 佑介 助教

(発表テーマ)
フェムト秒レーザ誘起高速現象の解明に基づくガラスの超高速精密加工

(紹介文)
 電子機器や光学機器の高性能化・低コスト化を実現するために、ガラス材料の微細加工を高速かつ精密に施す技術が求められています。
微細加工が可能な技術としてフェムト秒レーザ加工が注目されています。
しかし、ガラスのフェムト秒レーザ加工には、加工能率が著しく低いという課題と、精密加工が困難であるという課題があり、実用化に大きな障壁が存在しています。
本講演では、これらの課題の生じる要因を、超高速現象の観察と数値計算に基づいて解説します。
それらを踏まえ、従来技術の5000倍の加工速度で、なおかつクラックの存在しない精密加工を実現した、新たなレーザ加工法について紹介します。

【過去のナノ・マイクロ技術支援講座の実施テーマ例】

【4月21日(木) 15:30~17:00】

「金ナノ粒子とナノポアを利用したDNAセンシング」

 慶應義塾大学 理工学部電子工学科 教授 斎木 敏治 氏

 

【5月20日(金) 15:30~17:00】

「微細加工を利用した再生医療用培養皿および培養技術の開発」

 横浜国立大学 大学院工学研究院 機能の創生部門 准教授 福田 淳二 氏

 

【6月24日(金) 15:30~17:00】

「光渦の輻射力が創る単結晶性シリコンニードルとその応用」

 千葉大学 大学院工学研究科・工学部 教授 尾松 孝茂 氏

 

【7月6日(水) 13:30~15:30】※テクノトランスファーinかわさき併催ナノテクノロジーセミナー

「MEMSの最新動向とオープンコラボレーション」

 東北大学 マイクロシステム融合研究開発センター長江刺 正喜 氏  

 新川崎・創造のもりNANOBICにおける取組

(公財)神奈川県科学技術アカデミー コーディネータ 唐澤 志郎 氏

 

【7月15日(金) 15:30~17:00】

「機械(メカ)屋からみた細胞」

 中央大学理工学部精密機械工学科 教授 鈴木 宏明 氏

 

【8月29日(月) 15:30~17:00】

「金属表面へ凹みと平坦部の周期性を持たせる新規ナノ・マイクロ加工法」

 理化学研究所 大森 整 氏

 

【10月18日(火) 15:00~17:00】

「コグニティブコンピューティング時代の ハードウェア技術と応用へ向けた基礎研究」

日本アイ・ビー・エム株式会社東京基礎研究所 サイエンス&テクノロジー部長・新川崎事業所長 他

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27年度以前のバックナンバーはこちらです。

 

・「マイクロ流体デバイス、システム化と応用」

  東京大学 大学院 教授 三宅 亮 氏

 

・「単層カーボンナノチューブの合成と太陽電池応用」

  東京大学大学院 教授 丸山 茂夫 氏

 

・「ナノ・マイクロ技術を使った新デバイス」

  慶應義塾大学 准教授 三木 則尚 氏

 

・「ナノクラスターの産業利用:生成技術の革新と課題」

  慶應義塾大学 教授 中嶋 敦 氏

 

・「速く動かす、振動を止める」

  慶應義塾大学 理工学部 准教授 桂 誠一郎 氏

 

・「光で温度や熱物性を測るセンサーのお話」

  慶應義塾大学 准教授 田口 良広 氏

 

・「ウェットプロセス ナノコーティング」

  慶應義塾大学 教授 白鳥 世明 氏

 

・「課題解決/未来創造型の健康医療デバイス開発」

  東京工業大学 准教授 山本 貴富喜 氏

 

・「固体高分子形燃料電池、リチウムイオン電池、フロー電池の研究開発におけるものづくり」

  東京工業大学 准教授 津島 将司 氏

 

・「MEMSの3次元加工技術と半導体・化学・バイオへの応用」

  早稲田大学 教授 庄司 習一 氏

 

・「ナノインプリントリソグラフィーを用いたLED製造技術」

  株式会社協同インターナショナル 電子技術課長 大井 秀雄 氏

 

 

・「SCIVAXのナノインプリント技術 ~高輝度LEDからカラーセンサーまで~」

  SCIVAX株式会社 取締役副社長 奥田 徳路 氏

 

 

・「次世代コグニティブ・コンピュータ実現に向けたハードウェア技術」

  日本アイ・ビー・エム株式会社東京基礎研究所 シニアリサーチスタッフメンバー 山道 新太郎 氏

 

・「使える、使い続けられる」インフラ点検ロボット」

  株式会社イクシスリサーチ 代表取締役 山崎 文敬 氏

 

・「研究開発を支えるオーダーメイド実験器具の作製~透明樹脂による可視化部品~」

  ニイガタ株式会社 技術営業課リーダー 橋本 敬和 氏

 

・「不可能を可能にするドライドローカーボンナノチューブと生活を豊かにする人工筋肉のご紹介」

  LINITEC OF AMERICA.INC Managing Director of Nano-Science & Technology Center 井上 閑山 氏

 

・「高速原子力間力顕微鏡による生体分子のダイナミック観察」

  株式会社生体分子計測研究所 代表取締役 岡田 孝夫 氏