
最新情報
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ナノ茶論 第7回 オンラインセミナー |
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開催日 | 2021年1月26日(火) |
時間 | 15:30~17:00 |
場所 | Zoomによるオンライン開催 下記申込フォームよりご登録いただいたメールアドレス宛に、 参加用URL及びパスワード情報をお送りいたします。 ※インターネットに接続できるパソコン等の通信機器をご用意いただく必要があります。 |
概要 | (発表者) 熊本大学大学院先端科学研究部/産業ナノマテリアル研究所 助教 株式会社CAST 代表取締役 中妻 啓 氏 (発表テーマ) 「ゾルゲル複合体圧電デバイスによる耐熱・フレキシブルセンサーとその事業化応用」 (紹介文) ファクトリーIoT・インダストリー4.0などデータに基づく制御・運用を行う次世代型工場の実現には、従来のセンサーでは測定が困難であった高温部や狭所を含む隅々にまで物理世界(実世界)からデータを取得するセンサーを行き渡らせることが不可欠です。こうした測定困難部でのセンシングに対応可能な圧電センサーとして、耐熱/耐熱衝撃性とフレキシブル性に優れた多孔質圧電セラミックデバイス「ゾルゲル複合体圧電デバイス」による超音波トランスデューサーや感圧センサーを紹介します。 またこの技術を事業化する熊本大学発ベンチャー・株式会社CASTの活動を紹介し、どのようにしてベンチャー起業に至ったか、事業化に向けてどういった研究が必要であったかなどもお話しします。 |
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題名 |
ナノ茶論 第6回 オンラインセミナー |
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開催日 | 2020年12月18日(金) |
時間 | 15:30~17:00 |
場所 | Zoomによるオンライン開催 下記申込フォームよりご登録いただいたメールアドレス宛に、 参加用URL及びパスワード情報をお送りいたします。 ※インターネットに接続できるパソコン等の通信機器をご用意いただく必要があります。 |
概要 | (発表者) 東京大学大学院 工学系研究科 応用化学専攻 鈴木 康介 准教授 (発表テーマ) 金属酸化物ナノクラスターの液相精密合成と応用 (紹介文) 金属酸化物は、構成金属の種類、組成、酸化状態やその構造に応じた特異な性質を示すことから、様々な分野で活用されている材料です。金属の原子数や配列等を自在に制御したナノサイズの金属酸化物を設計できるようになれば、電子状態の制御、反応活性点の創出、相乗的な機能集積などにより、新たな触媒や高機能材料の開発につながると期待されています。本講演では、一原子単位での構造設計を可能にする金属酸化物ナノクラスター(ポリオキソメタレート)の液相精密合成法について解説し、この材料設計による触媒や磁性材料などへの応用についてご紹介します。 |
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題名 |
ナノ茶論 第5回 オンラインセミナー |
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開催日 | 2020年11月18日(水) |
時間 | 15:30~17:00 |
場所 | Zoomによるオンライン開催 下記申込フォームよりご登録いただいたメールアドレス宛に、 参加用URL及びパスワード情報をお送りいたします。 ※インターネットに接続できるパソコン等の通信機器をご用意いただく必要があります。 |
概要 | (発表者) 早稲田大学 ナノライフ創新研究機構 水野 潤 研究院教授 (発表テーマ) ナノ・マイクロデバイス科学とデバイスへの応用 (紹介文) 我々はナノ・マイクロデバイス科学の構築に向けて、現在MEMS、ナノ・マイクロ加工、3次元積層技術、表面処理技術、及びプリンテッドエレクトロニクスの5つの要素技術研究を行っています。本講演ではこの5つの要素技術の紹介と、それらを用いた幾つかの応用領域である、マイクロ流路付き有機EL、3次元エレクトロニクス実装、先端材料、バイオ・医療デバイスの研究についてご説明します。 |
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ナノ茶論 第4回 オンラインセミナー |
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開催日 | 2020年11月4日 |
時間 | 15:30~17:00 |
場所 | Zoomによるオンライン開催 下記申込フォームよりご登録いただいたメールアドレス宛に、 参加用URL及びパスワード情報をお送りいたします。 ※インターネットに接続できるパソコン等の通信機器をご用意いただく必要があります。 |
概要 | (発表者) 東京大学大学院 新領域創成科学研究科 植村 卓史 教授 (発表テーマ) ナノサイズの空間を化学する:多孔性金属錯体(MOF)の開発と応用 (紹介文) ゼオライトや活性炭に代わる新たな多孔性材料として、有機配位子と金属イオンとの自己集合反応によって合成される多孔性金属錯体(MOF)が注目を集めています。MOFは、配位子と金属イオンとの様々な組み合わせにより、その内部空間のサイズや形状、表面状態を合理的に設計できます。 本講演ではMOFの合成法やその特徴を述べ、吸着剤や反応場としての応用について今後の見通しも含め解説します。特に、機能性高分子創製の場として利用した際に、得られる高分子の構造や集積状態を精密に制御できることや、高分子中のわずかな構造の違いを認識して分離を可能にする技術について詳細にご説明します。 |
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題名 |
ナノ茶論 第3回 オンラインセミナー |
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開催日 | 令和2年10月29日(木) |
時間 | 14:00~15:30 |
場所 | Zoomによるオンライン開催 下記申込フォームよりご登録いただいたメールアドレス宛に、 参加用URL及びパスワード情報をお送りいたします。 ※インターネットに接続できるパソコン等の通信機器をご用意いただく必要があります。 |
概要 | (発表者) 東京工業大学 創成科学研究院 未来産業技術研究所 情報イノベーション研究コア 半那 純一 名誉教授・研究員 (発表テーマ) 有機半導体材料技術の現状と実用的な高速成膜技術の達成 (紹介文) この10年、Printed Electronics用半導体の最有力候補とされる有機半導体は、大気下・安定で10cm2/Vsを超える高移動度を示す材料がいくつも開発されてきました。しかし、溶液プロセスによる実用的な速度と半導体品質を同時に満たす成膜技術の開発は実用化に向けて残る大きな課題の一つでした。私たちは、有機半導体材料に発現する液晶性を活用し、Roll-to-Roll様式にも適用可能なディップコート法を用いて、従来の単結晶膜の成膜速度に比べ2000倍以上も速い、実用にも耐える2.4m/分を超える高速で、平坦で均一性に優れた多結晶膜の成膜に成功しました。10cm角基板に作製した多結晶膜を用いたトランジスタは、平均移動度4cm2/Vs を超え、素子間のバラつきも小さいです。本セミナーでは有機半導体技術の現状と合わせて、本最新の研究成果についてご紹介します。 |
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【過去のナノ・マイクロ技術支援講座の実施テーマ例】
【4月21日(木) 15:30~17:00】
「金ナノ粒子とナノポアを利用したDNAセンシング」
慶應義塾大学 理工学部電子工学科 教授 斎木 敏治 氏
【5月20日(金) 15:30~17:00】
「微細加工を利用した再生医療用培養皿および培養技術の開発」
横浜国立大学 大学院工学研究院 機能の創生部門 准教授 福田 淳二 氏
【6月24日(金) 15:30~17:00】
「光渦の輻射力が創る単結晶性シリコンニードルとその応用」
千葉大学 大学院工学研究科・工学部 教授 尾松 孝茂 氏
【7月6日(水) 13:30~15:30】※テクノトランスファーinかわさき併催ナノテクノロジーセミナー
「MEMSの最新動向とオープンコラボレーション」
東北大学 マイクロシステム融合研究開発センター長江刺 正喜 氏
新川崎・創造のもりNANOBICにおける取組
(公財)神奈川県科学技術アカデミー コーディネータ 唐澤 志郎 氏
【7月15日(金) 15:30~17:00】
「機械(メカ)屋からみた細胞」
中央大学理工学部精密機械工学科 教授 鈴木 宏明 氏
【8月29日(月) 15:30~17:00】
「金属表面へ凹みと平坦部の周期性を持たせる新規ナノ・マイクロ加工法」
理化学研究所 大森 整 氏
【10月18日(火) 15:00~17:00】
「コグニティブコンピューティング時代の ハードウェア技術と応用へ向けた基礎研究」
日本アイ・ビー・エム株式会社東京基礎研究所 サイエンス&テクノロジー部長・新川崎事業所長 他
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27年度以前のバックナンバーはこちらです。
・「マイクロ流体デバイス、システム化と応用」
東京大学 大学院 教授 三宅 亮 氏
・「単層カーボンナノチューブの合成と太陽電池応用」
東京大学大学院 教授 丸山 茂夫 氏
・「ナノ・マイクロ技術を使った新デバイス」
慶應義塾大学 准教授 三木 則尚 氏
・「ナノクラスターの産業利用:生成技術の革新と課題」
慶應義塾大学 教授 中嶋 敦 氏
・「速く動かす、振動を止める」
慶應義塾大学 理工学部 准教授 桂 誠一郎 氏
・「光で温度や熱物性を測るセンサーのお話」
慶應義塾大学 准教授 田口 良広 氏
・「ウェットプロセス ナノコーティング」
慶應義塾大学 教授 白鳥 世明 氏
・「課題解決/未来創造型の健康医療デバイス開発」
東京工業大学 准教授 山本 貴富喜 氏
・「固体高分子形燃料電池、リチウムイオン電池、フロー電池の研究開発におけるものづくり」
東京工業大学 准教授 津島 将司 氏
・「MEMSの3次元加工技術と半導体・化学・バイオへの応用」
早稲田大学 教授 庄司 習一 氏
・「ナノインプリントリソグラフィーを用いたLED製造技術」
株式会社協同インターナショナル 電子技術課長 大井 秀雄 氏
・「SCIVAXのナノインプリント技術 ~高輝度LEDからカラーセンサーまで~」
SCIVAX株式会社 取締役副社長 奥田 徳路 氏
・「次世代コグニティブ・コンピュータ実現に向けたハードウェア技術」
日本アイ・ビー・エム株式会社東京基礎研究所 シニアリサーチスタッフメンバー 山道 新太郎 氏
・「使える、使い続けられる」インフラ点検ロボット」
株式会社イクシスリサーチ 代表取締役 山崎 文敬 氏
・「研究開発を支えるオーダーメイド実験器具の作製~透明樹脂による可視化部品~」
ニイガタ株式会社 技術営業課リーダー 橋本 敬和 氏
・「不可能を可能にするドライドローカーボンナノチューブと生活を豊かにする人工筋肉のご紹介」
LINITEC OF AMERICA.INC Managing Director of Nano-Science & Technology Center 井上 閑山 氏
・「高速原子力間力顕微鏡による生体分子のダイナミック観察」
株式会社生体分子計測研究所 代表取締役 岡田 孝夫 氏